『全能の父なる神を信じる 』
大倉信師
I Believe in God, the Father Almighty
by Pastor Makoto Okura
私達はアイザック・ニュートンを知っています。イングランド出身の彼は自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者、そして神学者であり、歴史にその名前が刻まれています。そのアイザック・ニュートンは科学者としての自分の立ち位置をこのように
表現しました。
『私は砂浜で美しい石ころや貝殻を見つけて喜んでいる子供のようなものである。真理の大海は私の前に未だ探求されることなく広がっている』
彼は自分がしていることは、広大な砂浜に落ちている貝を一つ、とりあげて、それを観察しているようなものなのだと言いました。彼は自分が造られた者であることをわきまえ、その自分を造られたお方を知り尽くすことなどはできないということを自覚していたのでしょう。ニュートンは偉大な科学者でした。それは彼が多くの発見をしたからではありません。彼の背後にある広大な海の広さを知っていたから、彼は偉大なのです。
私達を取り巻く自然界には神秘的な調和があり、驚くべき、未だ解明されていない無数の連携があります。すなわち、そこには秩序があるのです。陽は定まった時間に上りり、決まった時間に沈みます。春に新緑だった葉は秋に色を変え、大地に落ち、そして冬がやってくるのです。夏や秋がスキップされて、春の後に冬が来ることはありません。
これらはデタラメ、気まぐれ、滅茶苦茶なものではないのです。偶然の寄せ集めではないのです。すなわち、その調和、連携、秩序の背後には明らかに知性があるのです。このことは、どこかの国の科学者やIT企業がこのことを操作しているのでしょうか？いいえ、違いますでしょう。それでは誰が背後にいるのでしょうか。このお方を私達は「全能なる神」と呼んでいるのです。
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