『とっておきの投資の話 』大倉信師
A Special Investment Talk
by Pastor Makoto Okura
『今ここに人があって、知恵と知識と才能をもって労しても、これがために労しない人に、すべてを残して、その所有とさせなければならないのだ。これもまた空であって、大いに悪い』
（伝道の書２章１８節―２１節）
人それぞれの人生があり、それぞれの終わり方があります。一人一人の人生は神様の前に尊いと思います。 私達は生きている間に色々な物を身の回りに置きます。ある人達は何も残さずに主のもとに行きます。ある人達は多くのものを残して主のもとに行きます。そのような場面に立ち合い、気がつかされていることがあります。当初、家族に多くのものを残していくというのは、ありがたく感謝なことだと私は思っていました。しかし、実際は必ずしもそうではないこともあるということがわかりました。残された者達が、故人の残していった山ほどの物を前に、どうしたらいいのかと途方に暮れることがあるということを知りました。財産分与により、骨肉の争いをするという状況も私達は知っています。 これらのことを踏まえて、もう一度、今日のイエス様の言葉に耳を傾けるのなら、それはまさしく私達の新しい生き方として心に響いてきます。そう、それはとっておきの投資の話なのです。
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