2021年3月14日(日)
日本語には以心伝心という言葉があります。「言わなくても分かりあっている」のだから、口に出すなんて野暮なことなのだと私達は言います。「何も言わないけれど、心の中では喜んでいるんですよ、感謝しているんですよ」って、本人はそれで完結しているのでしょうが、そこで完結してしまうのは何ともったいないことなのかと思います。 そもそも私達は神様がその御心を内に込めているだけではなく、その御心を言葉によって私達に語りかけてくださいましたゆえに、救いにあずかり、このバイブルと共にこの人生を渡り歩いていくことができるのです。今を生きる意味とその指針を、そして神の愛というものを、私達は神の言葉によって知ることができるのです。 素直に嬉しい事があったり、ありがたいなと思うことがあるのなら、しんどさの中を生きている方が目の前にいるのなら、私達の思いを表情に、そして、その思いを言葉で言い表すことができるのなら、そのことがおよぼす祝福は、それこそ言葉では言い表せないほど大きいのです・・・。
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