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『それはあなたの戦いではない』大倉 信 師

2020年7月12日(日)


私が小学生の頃、「巨人の星」というアニメがテレビで放映されていました。皆さんもご存知、星一徹を父にもつ星飛雄馬を主人公とした野球アニメです。あの時代、多くの子供達がジャイアンツの帽子をかぶり、自分が投げるボールは大リーグボールだ、消える魔球だと言っていました。

当時、この「巨人の星」を東の横綱としますと、西の横綱は「あしたのジョ-」というアニメでした。矢吹ジョーというボクサーが丹下段平というトレーナーと共にトレーニングを重ねてリングにあがる。宿命のライバル、力石徹との戦いは伝説となっています。

当時、私はこづかいを貯めてその主題歌、「美しき狼たち」というシングルレコードを買って、何度も聞いていたのを今でも覚えています。「男なら戦う時がくる。誇りを守るために、命をかけて。男なら旅立つ時が来る。愛する者達に別れを告げて。足をくじけば、膝で這い、指をくじけば、肘で這い、涙の粒だけたくましく、傷ついてしなやかに、あー、男は走り続ける、あー、人生という名のレールを・・・」。

「足をくじけば、膝で這い、指をくじけば、肘で這い」と小学生が口づさんでいたのですから、すごい時代でした。いったいあの時の私は「男なら戦う時がくる」と歌う時、どんな戦いを考えていたのでしょうか・・・。



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