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『「疫病」と呼ばれた男』大倉 信 師

2020年5月31日(日)


この数か月、私達は毎日「感染」という言葉を聞きました。感染とは私達の体内にその体よりも小さい病原体が侵入、寄生し、増殖することを意味します。感染は一人の人から始まり、やがてその感染は他の人に伝わります。

それを「伝染」とよびます。そして、その伝染が社会全体に爆発的に広がっていく、それを「流行」と呼びます。英語では「パンデミック」と呼びます。まさしくコロナウイルスはこのようにして全世界に広がりました。

そのような中にあって、今も地球規模の脅威を世界に与え続けているこのウイルスの名前を持ち出して、誰かに向かって「よう、コロナ!」とか「あなたはコロナのような人だ」と言うことは決して許されません。もし、このようなことが起きますとそれは社会的に大きな問題となります。

しかし、聖書の中にかつてそのように呼ばれた男がいました・・・。



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