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『タラントは埋めておかない』大倉 信 師


2018年7月15日

目に見える成果が何も感じられない時。何の実りもないように思える時。確かに目の前に成果という実を見ることができないかもしれません。しかし、そんな日は目には見えませんが、やがて実が実る日がくることを信じて、目には見えませんが、地中深く根をはる時として信仰をもって受け止める。その時はまだ実りの収穫の時ではないと理解し、さらなる実りを得るために今は地中深く根をはる時なのだということを神様の視点は私達に教えてくれるのです。

同時に常にではありませんが、物事がうまくいくというような時も私達は経験することがあります。その時は私達にとりまして心地よく、そのままその時が続いてほしいと願いますが、それもつかの間、打ち寄せる波のようにすぐにまた色々な現実に向き合います。

「晴れている時こそ、屋根を修理すべきだ」という言葉を聞いたことがあります。晴れているから、その晴れ間を十分に楽しんだらいいでしょう。しかし、晴れているからこそ、その間に、必ずめぐってくる雨にも備える。晴れている時を賢く用い、雨が降る時にも備えるのです。

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