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『あなたはわが子、そのことが嬉しい!』大倉 信 師


2017年11月26日

我が子おもちゃのシャベルを使いながら砂山を作っています。一生懸命、それに没頭しているのですが、時々、何かを思い出したように顔を挙げて、周りを見回します。そう、彼は父親を探しているのです。そして、父親と目が合うと安心してまた砂山作りに没頭します。そう、彼は父の眼差しの中に自分はいるのだと確認し、それが分かると何も心配しないでまた遊びます。

砂場に飽きると遊具で遊び始めます。しかし、そこは他の子供達も遊ぶ場であり、色々なチャレンジがあります。時にブランコの取り合いがなされ、その戦いに破れますと、唇をかみして今にも泣きだしそうです。そして、また周りを見回します。何を探しているのでしょうか。そうです、父です。そして、父を認めるといよいよ我慢していた涙が頬を流れ落ち、そこに走り寄ります。彼が歩み寄る前に私もその子の元に駆け寄り、息子を思いきり抱きしめるのです。

皆さん、クリスチャンライフは砂場で遊ぶこの子供のようなものです。彼はそこで思い思いに自由に遊んでいました。なぜ、彼は何も心配なく自由に遊べたのか、なぜなら、すぐ側のベンチでは父親がその子を優しく見つめていたからです。そして、彼が痛い思いをした時、彼は涙をためながら、はばかることなく彼の「ダディ」に近づいたのです。そして、ダディは彼を抱きしめたのです。

●メッセージ音声

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