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『自分のことはわからない』大倉 信 師


2017年4月9日​​

1970年代にイエホハナン(Yehohanan)という男の名前が刻まれた骨壺がエルサレムで発見され、それは 約2000年前のものであることが分かりました。その骨壺には彼の骨が収められており、その中には釘がつきささった彼の足の骨がありました。

当時、エルサレムを治めていましたローマ帝国は犯罪を犯した者やローマに謀反を起こした者たちを十字架刑に処していました。紀元前 71年のスパルタの反乱の時には約6000人もの人たちが十字架にはりつけにされたと言われています。おそらくこのイエホハナンも何かしらの謀反を起こして十字架刑を受けたのでありましょう・・・。このように当時、エルサレムにおいてローマ帝国主導による十字架刑が執り行われていたことは疑いのないことで、その刑を受けた者たちの中にイエス・キリストがおりました。

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