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『エリヤ:体をないがしろにしない』大倉 信 師


2017年4月2日

私が幼いころ、美容のために「卵の白身」を顔に塗ったり、喉の痛みが治るからと「ネギ」を首にまいている人がいましたが、最近は見かけません。「カスピ海ヨーグルト」や「ぶら下がり健康器」ははたしてどこにいってしまったのでしょうか。私達はこんな流行によって右に左に揺れ動きながら、自分の体に向き合っているのかもしれません。

何事もその「物」を造った人がその「物」の取り扱いを最もよく知っています。このことに従えば、私達の体についてまず目を向けるべきは私達の肉体を設計した設計者の取扱説明書に目を注ぐべきです。その取扱説明書を読むことができたら、そこには私達にとって一番、有益な自分の肉体とのつきあい方が書かれていることでしょう。そして、何を隠そう、その取扱説明書こそが私達の手元にある聖書なのです。

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