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『他人事ではない殺人』大倉 信 師
2020年9月27日(日) 幼い子供が、疲れている、喉が渇いている父親を見て、水を飲ませてあげようと思って水を汲んでもってきます。しかし、その子は外で泥遊びをしていたので、その泥がコップにもついています。決してキレイとはいえません。それを見た父親がもし「こんな水飲めるか!」...
『取るべき地はまだある』大倉 信 師
2020年9月20日(日) チャールズ・ワグナーというフランス人の牧師は言いました。年をとることは悲しいことではないと言うことは難しく、そう言える人は、ほとんどいないでしょう。もし、あなたが過ぎ去った年月を取り戻そうと努め、髪が白くならないように、また目がかすみ、額にしわが...
『父母を敬うことは、神と自分を尊ぶこと』大倉 信 師
2020年9月13日(日) 私は齢を重ねるたびに血というものを意識するようになりました。この写真は7年前に私が韓国の家族を訪ねた時に私の兄と撮った写真です。私が生まれた時に兄は既に成人しており、兄というよりも私の父親のような存在です。...
『日曜が変われば、生き方が変わる』大倉 信 師
2020年9月6日(日) 私が高校から大学の頃、日本はバブル経済のただ中にいました。日本がアメリカのランドマークのような不動産を買いあさり、世界の空港の免税品店には必ず日本人の店員さんがいた時代です。あの時代を象徴するCMが当時、流れており、私も高校生ながら口ずさんでいまし...
『全ての名にまさる名』大倉 信 師
2020年8月30日(日) 「あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない」(出エジプト記20章7節) 確かシカゴのオヘア空港だったと思うのですが、ゲートでサンディエゴ行きの飛行機への搭乗を待っていたことがありました。私が座っていたベンチの背後には食事がとれるよ...
『人が作った神々の姿』大倉 信 師
2020年8月23日(日) 『あなたは自分のために、刻んだ像を造ってはならない。上は天にあるもの、下は地にあるもの、また地の下の水のなかにあるものの、どんな形をも造ってはならない。それにひれ伏してはならない。それに仕えてはならない』(出エジプト記20章4節、5節)...
『天を相手に生きていく』大倉 信 師
2020年8月16日(日) コロナ下、かつて日本で買ってきた本をあれこれ読んでいるのですが、ここ数年の間に買ってきた本を眺めていましたら、あることに気がつきました。それは、その時には気がつかなかったのですが、いつの間にか「50代をテーマにしている本」を私は何冊も買っていたと...
『健やかな教会になるために』大倉 信 師
2020年8月9日(日) Soul Shepherdingという教会リーダーや教会の霊的状態をサポートするウエブサイトがあります。そのサイトによりますと、1050人の改革派、福音派の牧師に対してなされたアンケートで、彼らの100パーセント、すなわち1050人全ての牧師達がバ...
『神の関与、それが力と慰め!』大倉 信 師
2020年8月2日(日) 大きなことを成し遂げるために、 力をあたえて欲しいと神に求めたのに、 謙遜を学ぶようにと、弱さを授かった。 偉大なことができるように、 健康を求めたのに、 より良いことをするようにと、 病弱を授かった。 幸せになろうとして、富を求めたのに、...
『露が消える時』大倉 信 師
2020年7月26日(日) 黄色いパッケージの「森永のキャラメル」を知らない日本人はいないと思います。その森永製菓の創業者は森永太一郎(たいちろう)という方で、彼は慶応元年、生家であった佐賀県伊万里市で陶器問屋の息子として生まれました。...
『心の断捨離』大倉 信 師
2020年7月19日(日) 不思議なもので身の回りがすっきりすると心までもすっきりしたような気持ちになります。私はかつて「あなたの机の上の状態があなたの頭の中をあらわしています」と言われて「なるほど、そうかもな」と思わされ、以来、机の上を整えるようになり、確かに心も整理され...
『それはあなたの戦いではない』大倉 信 師
2020年7月12日(日) 私が小学生の頃、「巨人の星」というアニメがテレビで放映されていました。皆さんもご存知、星一徹を父にもつ星飛雄馬を主人公とした野球アニメです。あの時代、多くの子供達がジャイアンツの帽子をかぶり、自分が投げるボールは大リーグボールだ、消える魔球だと言...
『自由を右手に、左手に責任を』大倉 信 師
2020年7月5日(日) イスラエルの民は400年もの間、エジプトの奴隷となっており、まさしく彼らの心はエジプト化していました。 それはそうでありましょう、彼らの祖父母、否、その先の先祖の代から彼らは奴隷の身分に甘んじていたのです。...
『利他の極み:十字架』大倉 信 師
2020年6月28日(日) 先日、NHKの「緊急対談:パンデミックが変える世界 〜海外の知性が語る展望〜」という番組を見ました。その番組ではアメリカの国際政治学者、イアン・ブレマー氏、イスラエルの歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏、そしてフランスの経済学者、思想家のジャック...
『父親へのエール』大倉 信 師
2020年6月21日(日) 22年前、アメリカに来て驚いたのはこちらの牧師達がいつも「家族、家族」と言っているということでした。私は牧師の子として日本で育ちましたが、牧師であった母にとりまして教会が第一であり、その後に家庭が続きました。住んでいる場所も教会ですから、私達の私...
『要注意:かたくなな心』大倉 信 師
2020年6月14日(日) アメリカは今もコロナの問題のただ中のおります。ニュースはいくつかの州では感染者数が今も増えていると言います。このコロナはこれから書き残される私達の歴史の教科書に掲載されることでしょう。そして、私達はこのコロナ後の世界に生きる人間となります。その世...
『人生の主(あるじ)はあなたではない』大倉 信 師
2020年6月7日(日) もし、それまでに会ったこともない人が玄関先に立ち、「おーい大倉、ちょっと出てきてくれー」と手をたたきながら呼ばれ、500円を手渡され、開口一番、「息子が大学受かるようになんとか取り計らってくれよ」とか「病気にならないようにここは一つ、頼むよ」と言わ...
『「疫病」と呼ばれた男』大倉 信 師
2020年5月31日(日) この数か月、私達は毎日「感染」という言葉を聞きました。感染とは私達の体内にその体よりも小さい病原体が侵入、寄生し、増殖することを意味します。感染は一人の人から始まり、やがてその感染は他の人に伝わります。...
『決断によって導かれる人生』大倉 信 師
2020年5月24日(日) 牧師の仕事柄、大切な相談を受けることがあります。それが誰であっても大切な相談を受けるということには責任を感じます。その任に誰が耐えられるだろうかと思います。このことにおいて自らは完全な者ではないということを認識していますが、できる最善をさせていた...
『こんな者が何になりましょう』大倉 信 師
2020年5月17日(日) 誰しも得手不得手があるものです。それは嘆くことではなく、謙遜に受け止めるべきことです。私は音楽を聴くことは大好きなのですが、楽譜を読んだり、楽器を奏でることはからきっしだめなのです。 5、6歳の頃、母は私にエレクトーンを習わせました。ですから、今...
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